高反発マットレスにはどんなカバーをつけるべきか、種類が多すぎて迷いますよね。
実は種類や、悩み別にぴったり合うカバーがあることをご存知でしょうか。
カバーを使うことによって、高反発マットレスの弱みを解消することもできるのです。
具体的にどんなカバーが良いのか、ご説明していきます。
高反発マットレスカバーの選び方1:ウレタンフォーム
一般的に高反発マットレスと呼ばれることが多いのは、ウレタンフォーム素材のもの。
手で押すとほどよい弾力があり、硬めの寝心地です。
ウレタンフォームは暑さがこもりやすい素材で、やや通気性に欠けます。
湿気がこもるとカビやダニの心配も。そのためカバーは次のようなものが良いでしょう。
- 綿や麻などのカバー
- 防ダニ効果のあるカバー
綿・麻は吸湿性が高いため、湿気によるマットレスへのダメージを防げます。
湿度が原因でダニが発生しないか心配な人は、防ダニ効果のついたカバーも良いでしょう。
高反発マットレスカバーの選び方2:スプリングマットレス
スプリングマットレスとは、内部にコイルが使われたマットレスのことです。
内部の通気性は良いものの一般家庭では外側しかお手入れできません。
そのため汗や水滴が、マットレスの中まで入らないように気をつけたいところ。
さらにスプリングマットレスは20kg近い重さがあり、持ち上げるのが辛いという欠点も。
次のようなカバーを使うと良いでしょう。
- 防水性の高いカバー
- ボックスシーツ
防水性の高いカバーなら、汗や水滴から守れます。防水プロテクターを使うのもオススメです。
わざわざマットレスを持ち上げなくても装着できる、ボックスシーツも使いやすいです。
高反発マットレスカバーの選び方3:エア系のマットレス
エア系とは樹脂繊維を使って作られたマットレスで、とても通気性が良いです。
夏は涼しいですが、冬は寒いと感じることも。
硬めの寝心地で人によっては体が痛くなりやすく、ややへたりやすいという欠点があります。
次のようなマットレスで欠点を補いましょう。
- ウールの敷きパッド(シーツの上)
- へたったらマットレスの上にベッドパットやマットレストッパーを置く
寒いときは保温性が高いウール素材の敷きパットを使うと良いでしょう。
万が一へたったら、厚めのベッドパットやマットレストッパーを使って寝心地を改善すればしばらく使えますよ。
高反発マットレスカバーの選び方4:お悩み別の選び方
素材だけでなく、悩みによってもオススメが異なります。悩み別のマットレスカバーの選び方をご紹介します。
悩み1.汗や湿気が原因でカビ・ダニが気になる
カビやダニが気になる場合は、吸湿性・放湿性の良い麻などのカバーを選びましょう。
ダニについては防ダニ効果のあるカバーもおすすめ。
さらにカバーをつけると同時に、マットレスとベッドフレームの間に除湿シートを敷いてください。
湿気が原因のダニ・カビ増加を阻止できますよ。
悩み2.肌触りを重視したい
丸洗いできるシルク・綿素材のカバーなら肌触りがとても良いでしょう。
天然素材とはいえ麻の場合は特有のチクチク感があることも。質の良いものを選びましょう。
悩み3.夏は暑くて寝苦しい
麻のカバーは汗を吸い取って逃がしてくれるため、夏にも涼しく使えます。
逆に、化学繊維のポリエステルなどのカバーだと暑く感じる可能性が高いです。
悩み4.冬は寒くて眠れない
あたたかさを逃がさないよう、保温性の高いカバーを選びましょう。
ウールの敷きパッドや、マイクロファイバー素材を使ったシーツなどは保温性があるため温かく眠れます。
悩み5.とにかく汚れないようにしたい
マットレスプロテクターでマットレスを包んだり、敷きパッドと併用したりするのがオススメです。
ボックスシーツのようなカバーでは、例えば飲み物をこぼすなど大量の水分や汚れには対応できません。
そういった汚れがつく可能性があるなら、カバーだけではやや不安です。
マットレスプロテクターや敷きパッドをカバーと組み合わせれば、汚れから守る力がアップしますよ。
カバーやその他シーツ類の種類と役割とは?
高反発マットレスのカバーとは、シーツや側生地を指すことが多いです。
しかし、それ以外にもマットレスに使えるカバーやグッズはたくさんあります。
- 敷きパッド:一番上に置く。気温の調整や湿気を吸い取るために使う。
- シーツ:肌触りを良くしたり、湿気対策のために使われる。
- ベッドパット:厚みがあって、寝心地をよくできる。湿気対策にも。
- マットレスプロテクター:マットレスを包んで汚れから守る。
- マットレストッパー:マットレスの真上に置いて寝心地を調整する。
- 除湿シート:マットレスの下において除湿する。
それぞれ使われる目的が違うので、必要なものを選びましょう。
もちろん全てを使う必要はありません。
例えば敷きパッドを使うからシーツはいらない、などといった使い方もできます。
まとめ:高反発マットレスにカバーをつけると弱点を減らせる!
高反発マットレスは素材ごとに、それぞれ弱点があります。
カバーをつけることで汚れからマットレスを守るだけでなく、弱点を減らすことができます。
悩みや季節によってもつけるべきカバーは変わります。
ぜひそれぞれに合ったカバーをつけましょう。