徹底比較!高反発マットレスと低反発マットレスの違いとは?

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マットレスを購入しようと思うと、さまざまな種類があって迷いますよね。

大まかに分けると高反発と低反発の2つですが、どう違うのか分からず困っている人も多いのでは。

試しにお店で寝てみたとしても、結局しばらく使ってみなければ分からないことも多いもの。

けっして安い買い物ではないため失敗するのは怖いですよね。

そこで今回は、高反発と低反発マットレスの違いを比べてみました。

どちらがあなたにとって合っているのか知って、後悔のない買い物をしましょう。

高反発マットレスとはどんなものか

横になってみると比較的硬くて弾力があり、寝返りのしやすさが最大のポイントです。

種類や特徴についてご説明します。

高反発マットレスは種類が豊富

高反発と一口にいっても、さまざまな種類があります。

それぞれ種類によって使われている素材や特徴が異なります。

よく販売されているものは、次の3つです。

  • ウレタンフォーム:低反発と同じ素材。体重は分散されるがやや通気が悪い。
  • 寿命:低反発に比べると長い。
    重さ:普通。
    水洗い:できない。

  • スプリング:バネが使われる。内部の通気性が良く長持ちするが、高価になりがち。
  • 寿命:高品質なものはとても長持ちする。安価で低品質だとへたることも。
    重さ:重たくて動かしにくい。
    水洗い:できない。

  • エア系:素材は樹脂繊維。涼しくてムレないためとても快適だが、へたりやすい。
  • 寿命:へたりやすい。
    重さ:軽くて持ち上げやすい。
    水洗い:できる。

これらをまとめて高反発として、全体の傾向についてご説明しましょう。

高反発マットレスの特徴

やわらかいものと比べて、手で押すと弾力があって跳ね返ってくる力が大きいです。

そのため寝転がった時に、体の重たい部分を押し上げてくれます。

寝心地が硬いと感じるのは、体があまり沈み込まないためです。

メリット

高反発マットレスのメリット
  • 体重を分散するため腰が痛くなりづらい
  • 寝返りしやすい
  • 風通しが良くてムレにくい
  • へたらず長持ちする

お尻や肩など重たい部分を押し返す力があるので、体重がうまく散らばります。

これが朝まで続くため、起きた時に腰が痛くなりません。

体が沈まないため、寝返りしやすく朝起きた時に疲れが取れやすい傾向が。

風通しがよくてムレにくく、夏場など汗をかくときでも快適です。

変形しづらく、エア系以外は耐久性も高めです。

デメリット

高反発マットレスのデメリット
  • 柔らかい布団に慣れている人にとっては硬くて寝づらいことも
  • 体が軽い人は肩やお尻に痛みを感じることも
  • 高価になりやすい傾向がある

もともとやわらかい布団で寝ていた人は、硬さに慣れないかもしれません。

特に体が軽い人は、硬すぎるものは選ばないほうが良いでしょう。

素材や商品によって価格は異なるものの、全体的に見るとやや高額になりやすいです。

低反発マットレスとはどんなものか

やわらかい寝心地が好きかどうかが購入の決め手です。その特徴についてご説明します。

低反発マットレスは1種類のみ

低反発はウレタンを使ったものしかありません。

  • 低反発マットレス:ウレタンフォームと同じ素材。
  • 寿命:へたりやすく短め。
    重さ:普通。
    水洗い:できない。

沈み込むところがへたりやすく、寿命の短さが気になるところ。

そのほかの特徴についてもご説明していきます。

低反発マットレスの特徴

ゴロンと横になると体がやわらかく沈み込みます。生地のもつはね返す力が弱いためです。

気持ちよさ重視の場合は最大のメリットになりますが、これが逆にデメリットになる人も。

メリット

低反発マットレスのメリット
  • 柔らかくて寝心地が良い
  • 体圧が分散されやすい
  • 寝返りしすぎを抑えられる

とにかくやわらかい寝心地が好きな人は、気持ちよく熟睡できるでしょう。

体が沈むことで体圧がうまく分散されます。

体重が軽い人で、硬いマットレスで眠ると肩やお尻が痛む人にとっては心地よいはず。

寝返りのしすぎで深く眠れなかった人も、回数を減らせるのでしっかり眠れます。

デメリット

低反発マットレスのデメリット
  • お尻が沈んで腰痛になりやすい
  • 寝返りがしにくい
  • ムレやすくて特に夏場は不快
  • へたりやすい

体の中でも特に重たいお尻部分は、特にマットレスに深く沈みます。

すると腰に負担がかかり、腰痛の原因になることも。

また深く沈み込むことでくぼみができ、寝返りするのに力が必要になります。

無意識に力を入れて寝返りしたり、寝返りできなかったりするため、朝起きた時に疲れが残ることも。

沈んでいる部分はムレるため汗をかくと不快になります。へたりやすいのも欠点です。

まとめ:高反発マットレスと低反発の違いとは

2つの違いが分かるように、一覧表にしました。

高反発マットレス 低反発マットレス
寝心地 硬め やわらかめ
寝返りのしやすさ しやすい しにくい
腰痛 なりにくい なりやすい
耐久性 エア系以外は高め 低い
通気性 良い 悪い
重さ 軽い〜重い(素材で違う) 普通
水洗い エア系以外は洗えない 洗えない
価格の傾向 高めの傾向 安めの傾向

寝返りしやすい方が良くて腰痛対策もしたいなら、高反発マットレスがオススメです。

寝心地の良さを重視したい場合や、硬いと肩やお尻が痛くなる人には、低反発マットレスが良いでしょう。

あなたにとって快適で、朝起きた時にスッキリできるものを選んでくださいね。