不快なダニをなんとかしたい!高反発マットレスごとの対策と予防方法

本ページはプロモーションが含まれています

マットレスにはダニが増えやすいです。人間から出る汗やフケなどの条件がそろっているためです。

かゆみや赤みで不快なのはもちろん、そのままにしておくとアレルギーの原因にも。

幼い子どもがいる場合やすでにアレルギー体質の人だと、とても不安になりますよね。

今回は高反発マットレスや、その他の種類別のダニ対策について。そして、対策後の予防方法についてご紹介します。

高反発マットレス種類ごとのダニ対策

使われている素材の種類によって、できるダニ対策の方法が異なります。

種類
  1. 高反発ウレタンフォーム
  2. スプリングマットレス
  3. エア系(合成樹脂の繊維)
  4. パームマットレス(自然素材系)

それぞれ自宅でできる、最もオススメの対策についてご紹介しますね。

1.高反発ウレタンフォーム

最も一般的な高反発マットレスです。

手で押した時に弾力があり、寝転がった感触は硬めです。

対策

ウレタンは高温にすると劣化しやすいので、低温に設定した布団乾燥機を使って乾かしましょう。

60℃以上はダニモードなどと呼ばれますが、そこまで高温にすると寝心地が悪くなる可能性があります。低温の方が安全です。

天日干しにした場合も、紫外線でウレタンが劣化します。

自然乾燥させたいときは、家の中か日陰にしましょう。

毎日連続で乾燥させると、効果がアップします。

2.スプリングマットレス

内部にバネが入っているものです。

さらに細かくすると、ボンネルコイル・ポケットコイルなどに分かれます。

対策

スプリングの周りについているカバーを外して洗います。

カバーの耐熱温度に問題なければ、60℃くらいのお湯で洗濯機にかけて、乾燥させましょう。

中に入っているウレタンは水洗いできません。

温度設定を低めにした布団乾燥機か、部屋干しもしくは陰干しにしてください。

ちなみに、スプリングマットレスは業者に頼んでクリーニングしてもらうこともできます。

3.エア系(合成樹脂の繊維)

エア系とは合成樹脂で作られたものです。

風通しがよく硬めの寝心地で、よくスポーツ選手などが広告しています。

対策

熱に弱いため布団乾燥機を使ったり、天日干ししたりできません。

その代わり水で丸洗いできるので、40℃くらいのぬるめのシャワーで流しましょう。

4.パームマットレス(自然素材系)

パームマットレスはヤシの実の繊維を使っており、とても硬い使用感です。

対策

ヤシの実自体に防ダニ効果があるので、基本的に発生せず安心して使えます。

ただし周りを包んでいるカバーには発生します。

耐熱温度に問題ないカバーであれば60℃くらいのお湯で洗い、天日干しにしましょう。

その他マットレス種類ごとのダニ対策

高反発以外のマットレスにもダニがつく可能性が。

種類
  1. ラテックス
  2. 低反発ウレタンフォーム

続けて、対策方法をご紹介します。

1.ラテックス

ゴムの木の樹液から作られます。

高反発と低反発の間くらいの寝心地で、正反発などと言われることも。

対策

ラテックス自体に抗菌性やダニを寄せ付けない性質があります。

通気性も良いので、基本的には気にせず使えます。

どうしても洗いたい場合は、40℃くらいのお湯に中性洗剤を溶かし手洗いしましょう。

直射日光に当てると傷む可能性があるので、陰干しにして乾かします。

2.低反発ウレタンフォーム

手で押すと沈み込むような感触があり、横になるとやわらかいです。

高反発マットレスにはたくさんの種類がありますが、低反発と呼ばれるはこれひとつです。

対策

高反発のウレタンフォームと同じです。

天日干しにはできないので、日陰や室内に干すか高温すぎない布団乾燥機を使いましょう。

ダニ対策後にまた繁殖させないためには?

対策をしても、放置するとまたダニが増えます。

二度と繁殖させないために、もうひと手間加えましょう。

1.乾かしたり洗ったりした後のマットレスに掃除機をかける

ダニは死滅しても、その死骸やフンなどが残っているとアレルギーの原因に。

いったんアレルギーになると、完治するまで数年かかることも。

必ず掃除機をかけて、吸い取っておきましょう。

2.防ダニ効果で二度と侵入させない

掃除機が終わったら、仕上げに二度とダニが近寄らないように加工します。

方法は2つあります。

ダニが近寄らなくなる方法
  1. 防ダニシーツ:薬剤や高密度の織り込みなどで、ダニの侵入を防ぐシーツ。
  2. 防ダニシート:マットレスとベッドパットの間に入れるとダニが寄り付かないシート。

どちらを使っても、併用しても問題ありません。

高反発マットレスでダニが増えにくい環境をつくるポイント

ダニが増えやすい環境は、次のようなところです。

ダニが増える環境
  • 湿度が60〜80パーセント(50パーセント以下では生きていけない)
  • 温度が25〜30℃(60℃くらいで死滅)
  • エサであるフケ、皮膚の角質、ホコリ、食べカスがある

つまり寝汗をかいた布団の中は、湿度・温度が高くて、髪のフケや角質などのエサが豊富なので増えやすいです。

増えにくい環境を作るために、次の6つを行いましょう。

ダニを増やさないポイント
  1. 除湿シートを使用したり自然乾燥させたりする:マットレスを乾かす
  2. すのこベッド、マットレスの下にすのこをしく:湿気がこもらないようにする
  3. 天日干しや布団乾燥機は1週間に2回を目安に:死滅する温度や湿度を作る
  4. シーツは1週間に1回丸洗いする:フケやホコリ、角質を減らす
  5. キレイな状態で布団に入る:お風呂に入ってから寝ることでフケやホコリ、角質を落とさない
  6. 部屋の除湿や換気をする:湿度の高い季節はエアコンの除湿モードでもOK

防ダニ効果のある高反発マットレスとは

こうした対策はなかなか面倒なことも多いもの。

できればはじめから防ダニ効果がある方がいいですよね。

日本に昔からある綿素材の布団に比べれば、今回ご紹介した高反発マットレスはどれもダニが増えずらいです。

特に、エア系は非常に通気性が良く、増えずらい性質があります。

またパームマットレスも防ダニ性があるので安心して使えます。

まとめ:高反発マットレスの種類ごとにこまめなダニ対策を!

マットレスの種類ごとに、できる対策が変わります。

できるだけこまめに対策を行い、掃除機で吸い取って、防ダニシートやシーツで予防しましょう。

今回ご紹介したものはどれも、綿素材の布団よりはダニが増えづらいです。

高反発マットレスの中でも、特にエア系やパームマットレスなどは、通気性がとても良いので安心して使えますね。

ダニやアレルギー対策の布団もあり

須崎布団

ダニ対策やアレルギー対策に優れた布団を販売しているのが須崎ふとん店さんです。

自身がアレルギーに苦しんだ経験から生まれた布団なので、とても安心して利用することができます。

私(若ジュニア)自信、幼い頃からアトピー性皮膚炎・喘息などのアレルギーに悩まされてきました。布団屋である父(若大将)が日々、アレルギーに優しく、もちろん寝心地が抜群なふとんが出来ないか試行錯誤し完成した布団が『スザキーズ』。今は喘息の発作も10年以上は出ておらず、アトピー性皮膚炎もとても軽いレベルを維持できています。これらの経験を活かしつつ、お布団に関するお困りごと、アレルギーとお布団に関することなど相談だけでもどしどしお受けいたします。皆様の生活がより快適になるよう、お力になれれば幸いです。

出典:須崎ふとん店