ついつい楽な姿勢をとってしまい猫背になってしまうのは誰しも同じことですが、猫背は見た目や身体にとっても良い影響を及ぼしません。
そのため、猫背対策のために自分に合った高反発マットレスを探している方も少なくないでしょう。
今回はそのような方のために人気の高反発マットレスの比較とランキングを紹介していきたいと思います。
枕男子
猫背対策の高反発マットレス選びの3つのポイント!
猫背というのは背骨が曲がってしまっているため、通常ではかからない部分に負担がかかってしまい、それをカバーしようとしてさらに姿勢が悪くなってしまうという悪循環を生んでしまいます。
また、マットレスも自分に合ったものを使っていないと猫背を直すことはおろか腰痛や肩コリの原因にもなってしまうのです。
今回は猫背対策におすすめ高反発マットレスの紹介で、どのようなポイントを抑えればいいのかについてみていきます。
- 寝返りがうちやすいものである
- やわらかすぎず・硬すぎないものである
- へたりの少ないものである
では、このポイントがなぜ猫背対策になるのか、その理由についてそれぞれ詳しくみていきましょう。
1. 寝返りがうちやすいものである
猫背というのはいわば骨盤の歪みです。
この骨盤の歪みというのは睡眠中に寝返りをうつことによってある程度矯正をしているのが人間の特徴となります。
しかし、合わないマットレスを使っていると寝返りがうちづらいことがあり、猫背になりやすい状態を作り出してしまうのです。
自然で適切な寝返りは1時間に2回ほどとされています。
あまり多く寝返りをうってもそれは逆に問題ですので、理想的な寝返りをうてるようなマットレスを選びたいところです。
寝返りがうちやすいだけでは信用できないという方がいるのであれば、そういったデータを探してみるのも良いでしょう。
2. やわらかすぎず・硬すぎないものである
高反発マットレスというと硬いイメージが先行しますが、その中でも種類は豊富なので自分に合ったマットレスの硬さを選ぶ必要があります。
気をつけてほしいのが、あまり硬すぎるマットレスを選んでしまうと体圧分散に偏りが出てしまい、肩・腰に負担がかかりすぎて逆効果になってしまうということです。
だからといってやわらかすぎるものを選んでしまうと今度は身体の沈み込みが大きくなるため寝返りがうちにくくなります。
結果的に身体に負担をかけてしまうことになるため、その負担を軽減しようと身体が自然と歪んでしまい、猫背を矯正しようとしても中々直らないといった自体が起こってしまいます。
高反発マットレスの適正な硬さというのは自分の体重によって変わってはきますが、寝具メーカーによっては硬めのものから柔らかめのもの、スタンダードなものと揃えていますので、自分の身体に合いそうな硬さを選ぶと良いでしょう。
自分がどのマットレスがいいかわからないという方は、若干硬めの高反発マットレスがおすすめです。
3. へたりの少ないものである
マットレスというのは決して安くはない買い物なのでできるかぎり長く使いたいと考えるのはみな同じです。
しかし、やはり長く使い続けているとマットレスが変形してしまい本来のバランスの取れた体圧分散や通気性の良さなどの品質が低下してしまうことがあります。
これをいわゆるへたりと呼び、あなたの体重によってもへたりやすさが変わってきてしまいますが大体はマットレスに使用している素材が重要なポイントです。
どのぐらいでへたってしまうかなどはどのぐらいの保証期間であるかどうか、あるいは素材が耐性があるかどうかという点を見てきめるのが良いでしょう。
大体は耐久性についてテストをしているマットレスがほとんどなので、へたりが少ないあるいは耐久性があるという点を記載しているマットレスを視野に入れておくのがおすすめです。
猫背対策の高反発マットレス比較!
猫背対策のポイントを理解してもらえたところで、寝具が販売されているショップで選ぼうとなるとかなりの種類があるため、それだけでも骨が折れてしまう作業になってしまいます。
そこで、今回人気の高反発マットレス12種類を厳選して猫背対策のポイントがどう当てはまるのかを比較してみました。
それぞれ違いがわかりやすいように少し厳しく比較しているところもあるのでぜひ参考にしてみてください。
寝返り | 硬さ | 耐久性 | |
マニフレックス モデル246 | |||
マニフレックス フラッグFX | |||
マニフレックス エア・メッシュ | |||
マニフレックス モデル ローマ | |||
マニフレックス マニ・スポーツ | |||
マニフレックス イタリアン フトンⅡ | |||
モットン | |||
ニトリ 高反発マットレス(ラティス) | |||
西川 エアー01 | |||
西川 エアー03 | |||
アイリスオーヤマ 高反発マットレス厚さ8cm | |||
アイリスオーヤマ 高反発マットレス厚さ4cm |
今回比較のポイントで硬さという部分がありますが、これはやわらかすぎず硬すぎないものほど評価を高くしました。
独断で評価をしているため、一概にあなたの体格に合っているとはいえないということだけ覚えておいてください。
マニフレックスシリーズは耐久性に優れたロングセラーのモデルが多いので評価としては高く付いています。
比較をすることである程度猫背対策にはどういったマットレスが良いのかという部分がわかってくるので、たくさんの中から比較をしたい場合はこの中から検討してみるといいでしょう。
枕男子
猫背対策向け高反発マットレスおすすめランキング!
12種類の高反発マットレスを比較しましたが、忙しくて時間がない人、比較するのが苦手な人にとっては数が多いように感じてしまうかもしれません。
そこで、独自の評価でつけた猫背対策向けの高反発マットレスおすすめランキングを作りました。
猫背対策としては万人向けであるマットレスを選んでいるのでぜひ参考にしてみてください。
マニフレックス モデル246
- 高反発フォームエリオセル使用で寝返りがうちやすい
- 適度な硬さがバランスの取れた体圧分散を実現
- 長期間使用も芯材が変形しない12年間の長期保証
- マニフレックスシリーズでもロングセラーモデル
高反発フォームであるエリオセルを100%使用し、適度な硬さと体圧分散に優れているため猫背対策にはうってつけのマットレスとなっています。
モットン
- 自然な寝返りを実現
- 適度な反発が身体の負担を軽減する
- 8万回の耐久テストにも耐えるほどの耐久性
- 通気性も良く蒸れにくい
通気性も良くホコリも出にくいため、猫背対策だけではなく安眠にも効果が期待できる高反発マットレスと言えるでしょう。
マニフレックス エアメッシュ
- 高反発フォーム「エリオセル」100%使用
- 快適な寝返りをサポート
- 硬すぎずやわらかすぎないマットレス
- 安心の12年保証でへたりも少ない
吸湿性・放湿性にすぐれたエアサーキュレーションを導入しているため、夏場でもより快適に睡眠をすることができるでしょう。
マットレス以外にも気をつけよう!猫背の原因と対策!
猫背になってしまうのはあなたに合っていないマットレスを使っていることも原因の一つですが、それ以外にも原因はあります。
そこで、最後にマットレス以外に起こる猫背の原因と対策についてみていきましょう。
猫背になってしまう3つの主な原因
猫背になってしまうと印象が悪くなってしまうだけでなく自律神経が乱れやすくなってしまうため体調不良を訴えやすいです。
では、なぜ猫背になってしまうのかという原因ですが、以下のことが考えられます。
- 長時間座りっぱなし
- 筋力低下
- 骨盤の歪みからくる癖
猫背になりやすい人の中で一番多い原因が長時間椅子に座りっぱなしやデスクワークを中心の生活をすることによって起こる猫背です。
どうしても長時間机に座っていると楽な姿勢で作業をしがちになってしまいますので、背中が丸まって作業をしてしまいます。
そうすると肩や背中がこってしまい、しっかりと疲れを取らないと慢性的に猫背の姿勢のまま作業をするのが癖になって無意識に猫背で作業をしてしまうようになってしまいます。
また、背筋や腹筋といった上半身の芯を支える筋力が低下してしまうと正しい姿勢を保つことができなくなるため猫背になりやすいです。
特に運動不足で長時間椅子に座りっぱなしの方というのは注意しなければなりません。
足を組む癖がある、頬杖をつく、立っている際にどちらかに体重をかけてしまうといった癖は、実は骨盤の歪みからくるものです。
この骨盤の歪みを矯正しなければ骨盤はどんどん歪んでいきますので、正しい姿勢をキープすることができずに猫背になってしまうことも考えられるでしょう。
特にこの癖というのは無意識で行っている人が大半なので、自分がどういった癖があるのかをチェックすることが必要です。
猫背を解消する対策
さきほどの原因を踏まえてどのような対策をしていけばいいのかという点ですが、簡単にまとめてみました。
- 適度に休憩&ストレッチ
- 運動を習慣づける
- 癖をつけないよう意識して生活する
長時間の座りっぱなしは猫背になりやすいという点を考えると、やはり適度に休憩を挟むのが疲れない&猫背になりにくくするポイントと言えるでしょう。
また、休憩時にストレッチをいれることによって、より猫背になりにくくすることもできますので取り入れてみてください。
- 腕をまっすぐ上に伸ばして10秒キープ
- 肩を回して肩甲骨を動かす10回
- 手を頭の後ろに組んで胸をひらきながら頭をゆっくり上に向ける、その後ひじを閉じながら頭を下に向けるを10秒ずつ
また、運動習慣を身につけることも正しい姿勢をキープする筋肉を鍛えることができるためおすすめですが、時間がないのであればせめて腹筋と背筋は30回3セットといったように鍛える時間を設けましょう。
そうすることで長時間の姿勢キープも持久力が増すため猫背になりにくくなります。
以上のことを踏まえながら、骨盤が歪んでしまう癖をしないよう意識的に生活をするのも猫背対策の一つです。
特に普段から猫背になってしまうのであれば、意識的に背筋をピンと立ててみるといった対策でも変わってきますので実践してみてください。