高反発マットレスの特徴は?メリット&デメリットと選び方もご紹介!

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眠りの質はマットレスで左右されます。

質の悪い睡眠をとると朝になっても疲れが取れなくて辛いもの。

しかしいざマットレスを選ぼうと思うと、いろんな種類があって迷いますよね。

オススメなのは、高反発マットレス。寝返りが打ちやすいので疲れが取れやすいですし、腰が痛くなりづらいですよ。

種類ごとの特徴や、メリットとデメリット。選び方についてもご紹介しますね。

高反発マットレスの特徴

高反発マットレスには寝心地が硬いという特徴があります。

手で押すと弾力があり、かためのスポンジを押した時のように返ってきます。

厳密な定義はなく、素材も様々なものが使われています。

利用される素材
  1. ウレタンフォーム
  2. スプリング
  3. エア系
  4. 自然素材

それぞれ、どのような特徴があるのか詳しく解説していきます。

1.ウレタンフォームマットレス

素材はウレタンという合成ゴムです。

体圧分散性が高く、腰など一部だけに圧力がかかりません。

素材の反発する力でうまく体を支えてくれるため、体が痛くなりづらいです。

高反発マットレスの中では少し通気性が悪めです。

2.スプリングマットレス

ポケットコイルなどのバネが入ったものです。

体圧分散性も高く、通気性も良いのでムレにくいです。

耐久性はトップクラスですが、値段が安いものを買うとバネ以外の部分がヘタります。

そのため値段が高めになりやすい傾向が。

3.エア系マットレス

エア系は、樹脂繊維の素材が使われます。

通気性がバツグンなのでムレにくく、汗ばむ季節でも気持ち良いです。

ただし密度が低いため耐久性が悪めで、風通しが良すぎて冬は寒い人もいます。

4.自然素材のマットレス

ヤシの木の繊維を使った、パームマットレスもあります。

化学繊維ではアレルギーが出る方でも安心して使えますね。

硬い素材なので体圧分散しづらく、天然素材なので品質にバラツキが出るという欠点も。

高反発マットレスのメリットとは

高反発マットレスには3つのメリットがあります。

メリット
  1. 寝返りしやすい
  2. 腰痛になりづらい
  3. 比較的ムレない

選ぶ種類によって多少異なりますが、全体の傾向についてご説明しましょう。

メリット1:寝返りしやすい

体が深く沈みすぎないため、寝返りしやすいです。

逆に、柔らかく反発力が弱いマットレスの場合、体が沈み込むため寝返りを打つのに力が必要です。

人間は寝返りして圧力がかかる部分を変えないと、血行不良になります。

無理して寝返りすると、朝起きたときに疲れが取れないのです。

メリット2:腰痛になりづらい

弾力が強くお尻が落ち込みづらいため、寝ているときに腰が痛くなりません。

反対に柔らかいマットレスで眠ると、お尻が落ち込みやすい傾向が。

お尻が落ち込むと、その分腰で体重を支えるようになり、重みで腰痛になります。

メリット3:比較的ムレない

高反発マットレスは体が沈まないため、ムレず快適に眠れます。

柔らかく体が沈み込むタイプだと、体の面積に対して触れている部分が増えますよね。

そのため汗を逃がせずムレやすくなるのです。

高反発マットレスのデメリットとは

良いところがあれば、悪いところも出てくるもの。

デメリット
  1. 寝心地が硬めに感じることも
  2. 値段がやや高価

デメリットについても2つご紹介します。

デメリット1:寝心地が硬めに感じることも

柔らかいマットレスに比べて高反発の場合、寝心地は硬いです。

体重の軽い女性や子どもにとっては、背中などが当たって痛く感じる可能性が。

高反発マットレスの種類でも硬さは変わります。気になる場合は、柔らかめのものを選びましょう。

デメリット2:値段がやや高価

少し価格が高めのものが多いです。

しかし価格が高いものはその分作りがしっかりしているため、長年使えます。

長く使えるものの方が結果的に安くすむことも多いので、値段だけに惑わされずに品質の良し悪しで選ぶ方が良いでしょう。

高反発マットレスの選び方!違いが出るポイントは?

高反発マットレスを選ぶ時に抑えておきたい、商品による違いが出てくるポイントをまとめます。

高反発マットレスの素材

まずはじめに選びたいのは素材です。

  • ウレタンフォーム:体圧分散性・耐久性に優れている。通気性がやや悪め。
  • スプリング:体圧分散性・通気性に優れる。耐久性も高いが、値段で違いが出る。高価になりがち。重たいため手入れがしにくい。
  • エア系:通気性は良いがヘタリやすい。夏は快適だが冬はやや寒い。
  • 自然素材:寝心地が硬い。合成繊維でアレルギーが出る人にオススメ。

この中から、気に入った素材を選びましょう。

高反発マットレスの種類

次に、同じマットレスの種類でも違いの現れるポイントが。

  • 耐久性:同じ種類でも密度が低いとヘタリやすい。密度の高い方が長く使える。
  • 通気性:加工の違いで、同じ素材でも通気性の良し悪しが違う。
  • 値段:安すぎるものは質が悪い可能性も。注意が必要。

こういった違いから選んでください。

高反発マットレスはこのような人にオススメ!

高反発マットレスがオススメな人
  • 柔らかいマットレスで寝ていて腰が痛くなった人。
  • 寝返りしづらいせいで、朝になっても疲れが残っている人。
  • 汗でムレるのが気になる人。
  • 耐久性が悪く、すぐにヘタるので困っている人。

高反発マットレスは寝返りしやすくムレにくく、腰痛にはなりづらいです。

朝はスッキリ疲れが取れやすいです。

耐久性も高めなものが多いため、すぐにヘタる心配もありません。

そのかわり、寝心地が硬くて価格が高価になりやすいという欠点も。

高反発マットレスにも種類があるので、好みに合わせて選んでみてくださいね。