一般的に寝る姿勢というのは仰向けか横向きが多いですが、中にはうつぶせに寝るほうが楽という方も少なくありません。
ただし、マットレスによってはうつぶせに寝ると身体に悪影響を与えてしまうこともあるので、しっかりとしたものを選ぶ必要があります。
そこで今回は、うつぶせに寝る人におすすめの高反発マットレスをランキングにして紹介していきましょう。
枕男子
うつぶせに寝る人向け高反発マットレス選びの3つのポイント!
うつぶせで寝るのは昔から行儀が悪いとされていましたが、現在では自分で寝やすい姿勢で寝るのが一番と感じている方がほとんどでしょう。
ただし、一番気をつけて欲しい寝方がうつぶせであるため、それだけしっかりとしたマットレスを選んで欲しいというわけです。
今回おすすめするのは低反発よりも高反発のマットレスですが、うつぶせで寝やすい3つのポイントを抑えやすいというのが理由となります。
- 腰に負担のかからない硬さ
- 厚みのあるマットレス
- 寝返りがうちやすい
これらの3つのポイントは低反発マットレスでは該当しにくいため、自然と高反発マットレスを選ぶことがおすすめということです。
では、どうしてうつぶせに寝るために必要なポイントであるのかをそれぞれ解説していきましょう。
1. 腰に負担のかからない硬さ
うつ伏せに寝る姿勢というのは実はとても腰に負担がかかってしまうということを認識しておかなくてはなりません。
特に柔らかいマットレスによって腰が沈んでしまうと身体が反った状態で寝ることになるため、横向きや仰向けで寝るよりもはるかに腰を痛めやすいです。
そのため、できるだけ腰に負担がかからないようにするためにはマットレス自体が硬めで沈みにくいものが良いでしょう。
特に古くから日本人は畳の上で生活していることもあり、硬めのマットレスのほうが好みの人が多い傾向にあります。
低反発マットレスが身体に負担がかからずおすすめと言われる機会も多いですが、自分が普段どのような姿勢で寝るのかによって高反発・低反発どれかを選び分ける必要があるのです。
2. 厚みのあるマットレス
腰に負担がかかるという部分を考えるとマットレスは薄いほうが硬めでおすすめなのではないかというと実はそうではありません。
マットレスが薄いと身体にかかる圧力、つまり体圧分散がしっかりとできていないことが多いからです。
ハードタイプで厚みのある高反発マットレスを選ぶことによって、腰をはじめ身体全体にかかる負担が分散して理想なうつ伏せ寝を実現することができるようになります。
ただし、ただ厚みがあればいいということではなく、しっかりと反発力がある素材を使用して厚みがあるものでないといけません。
そのため、今回の3つのポイントをすべて踏まえた高反発マットレスを選ぶことがうつぶせに寝る人にはおすすめなのです。
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3. 寝返りがうちやすい
普段からうつぶせで寝るとはいってもずっと同じ状態で寝るという人はほとんどいないのではないでしょうか。
うつぶせで寝ている中にも横向きになったり、仰向けになったりと寝返りをうつ中でうつぶせに寝ることが多いという人が多いかと思います。
しかし、寝返りがうちにくいマットレスを使っていると身体に不快を感じながらも寝返りすることができず、朝起きて首が寝違えてしまう、肩や腰が重いなどの不調を訴えやすくなってしまうでしょう。
やはり、うつぶせで寝る人にとって重要なポイントなのは寝返りがうちやすいマットレスかどうかです。
寝返りが自然にできると腰や肩、首に負担がかかることも少なくなりますし、寝返りをすることは骨盤のゆがみを矯正する意味を持ちますので身体のズレも正すことができるようになります。
うつぶせに寝る人向け高反発マットレス比較!
高反発マットレスというのは調べれば調べるほど種類がたくさんありますが、高い評価と人気を誇るマットレスというのは数は限られてきます。
その中から今回は12種類の高反発マットレスを選びましたので、先ほどの3つのポイントを比較していきましょう。
硬さ | 厚さ | 寝返りしやすさ | |
マニフレックス モデル246 | |||
マニフレックス フラッグFX | |||
マニフレックス エア・メッシュ | |||
マニフレックス モデル ローマ | |||
マニフレックス マニ・スポーツ | |||
マニフレックス イタリアン フトンⅡ | |||
モットン | |||
ニトリ 高反発マットレス(ラティス) | |||
西川 エアー01 | |||
西川 エアー03 | |||
アイリスオーヤマ 高反発マットレス厚さ8cm | |||
アイリスオーヤマ 高反発マットレス厚さ4cm |
比較をしてみるとわかるように、ほとんどがうつぶせに寝るためのポイントを抑えているため、できるのであればこの12種類の中からあなたに合ったマットレスを探してほしいところです。
硬さ・厚さ・寝返りのしやすさというのはある程度の目安でしかないため、実際にはあなたの身長・体重・骨格によって適切なマットレスというのは違ってきます。
とはいっても、今回比較した高反発マットレスは高品質なものばかりですので、ある程度絞ってもあなたにぴったりなものが見つかるでしょう。
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うつぶせに寝る人向け高反発マットレスおすすめランキング!
うつぶせに寝る人に向けた高反発マットレスはどれがいいのかというテーマで話をしてきましたが、結局おすすめの高反発マットレスはどれかてっとり早く知りたいという人も多いでしょう。
では、次に先ほど比較した12種類の中からさらに3種類に厳選し、おすすめランキングを紹介していきたいと思います。
マニフレックス モデル246
- 高反発フォームエリオセル100%使用
- 厚さ16cmでうつぶせ寝がしやすい
- 適度な硬さで理想の寝返りを実現
- 安心の12年保証
マニフレックスシリーズの中でもロングセラーとなっているため実績もあるモデル246なので、今回1位に評価しました。
モットン
- うつぶせに寝るために理想の反発力
- 厚み10cmで敷布団の必要無し
- 優れた体圧分散で寝返りもしやすい
- 90日間の返品・返金保証
また、他のマットレスにはない90日間の返品・返金保証を実施しているため、実際に体感してから使用を続けられるか決められるのも嬉しいメリットの一つです。
マニフレックス マニ・スポーツ
- 高反発フォーム「エリオセルハード」を使用
- 厚さ16cmでうつぶせに寝やすい設計
- ハードタイプのマットレスで寝返りもしやすい
- 安心の12年保証
マットレス自体の肌触りもジャカードキルト生地を使用しているため良く、理想的な睡眠環境を整えることができます。
うつぶせに寝る人にとって高反発マットレスと低反発マットレスはどちらがよい?
今回紹介したマットレスはすべて高反発のマットレスですが、うつぶせに寝る人にとって低反発マットレスとどちらが良いのか考えている人もいるでしょう。
結論を先に言ってしまうと、うつぶせに寝る人にとっては確実に高反発マットレスのほうがおすすめです。
では、なぜ高反発マットレスのほうが良いのか、特徴を知ることで理解できると思います。
- 反発力が高く沈み込みが少ない
- 寝返りがしやすい
- うつぶせに寝るときに腰が反りにくい
高反発マットレスの特徴としては反発力が高いため身体が必要以上に沈みこまないということです。
うつぶせに寝ることによって一番負担がかかるのが腰なので、沈み込みすぎてしまうと腰以外にも肩や首にも負荷がかかってしまいます。
その点、高反発マットレスは腰が沈み込みにくいのでうつぶせに寝るには理想的なマットレスと言えるでしょう。
- 体圧分散に優れ身体全体の負担が軽くなる
- 身体がマットレスに沈み込むため寝返りがしにくい
- うつぶせに寝てしまうと腰が沈み負荷がかかりすぎる
低反発マットレスは仰向けに寝た際には体圧分散に優れているため身体に負担を軽減してくれますが、うつぶせに寝てしまうと腰に負担がかかってしまうため逆効果になってしまいます。
特に普段から高さがある枕を使っている人は腰が反った状態で寝ていることになるので、腰痛の原因にもなりやすく注意が必要です。
本来であれば高反発マットレスも低反発マットレスもおすすめできるものですが、うつぶせに寝るという点に限っていうのであれば、高反発マットレスのほうが身体に負担がかからないのでおすすめです。
うつぶせに寝る!メリット・デメリット!
寝返りの際にうつぶせに寝てしまうこともありますが、普段からうつぶせで寝てしまうという人はうつぶせで寝ることのメリットとデメリットを理解しておかなくはいけません。
うつぶせに寝ることのメリットとしては呼吸が楽になるということがあげられます。
うつぶせに寝ることにより胸部が圧迫され、自然と横隔膜が下がり腹式呼吸になるのです。
熟睡しているときは胸式呼吸ではなく腹式呼吸になるのでうつぶせに寝ることでリラックスした状態になります。
また、いびきや睡眠時無呼吸症候群も防ぐことができるのもメリットの1つです。
いびきや睡眠時無呼吸症候群というのは睡眠時に気道が塞がってしまうことによっておこってしまいますが、うつぶせで寝ると気道が確保できるため軽減することができます。
ただし、デメリットは先ほどから伝えていますが、腰が反った状態で寝ることになるため腰痛の原因になりやすいということです。
腰痛はマットレス選びが重要ですが、寝方にもきをつけなくてはなりません。
うつぶせで寝ることが多いのであれば、しっかりとうつぶせに寝ても身体に負担がかからないような寝具を揃えるようにしましょう。