日本の住居には和室や畳の部屋というのは多く存在していますので、畳の上で寝ているという人も多いでしょう。
畳の上というのはしっかりとしたマットレスを使用しなければ腰痛や肩こりの原因にもなってしまいます。
そこで今回は和室や畳の上でも使えるおすすめの高反発マットレスをランキングで紹介していきましょう。
枕男子
和室・畳で利用する高反発マットレス選びの3つのポイント!
高反発マットレスを和室・畳で利用する場合、フローリングで使うのと違い畳の上に直置きする人も多いかと思います。
そうすると自然とマットレスの選び方のポイントを抑えておかなければいけません。
- 耐久性が良く厚みのあるマットレス
- 体圧分散に優れ腰・肩の負担が少ないマットレス
- 通気性が良く干しやすいマットレス
和室・畳で高反発マットレスを利用する場合は、この3つのポイントを抑えたものを選ぶことでぴったりなマットレスを選ぶことができるでしょう。
では、それぞれ和室・畳でなぜ重要なポイントであるのかを解説していきます。
1. 耐久性が良く厚みのあるマットレス
先ほども言いましたが和室や畳の上で使うマットレスというのは直置きで使う人が少なくありません。
そのため、マットレス自体が厚みのあるマットレスの方が身体に負担がかからないです。
大体10cm以上厚みのあるマットレスを選ぶことをおすすめします。
耐久性が良く厚みのあるマットレスを選ぶポイントにしていきましょう。
2. 体圧分散に優れ腰・肩の負担が少ないマットレス
畳の上で寝るのとマットレスの上で寝るのとでは身体にかかる負担というのは大きく違います。
寝ている最中に一番負担のかかってしまう部位というのは腰で、寝ている際の負担が軽減されるマットレスを選ぶことが重要です。
せっかくマットレスを使っているのに腰や肩に負担がかかってしまうのであれば畳の上で寝てても変わりありません。
そのため、体圧分散に優れた高反発マットレスを選ぶことが和室や畳の上では大切ということになります。
しかし、現在の高反発マットレスは適度な沈み込みによって優れた体圧分散を実現しているものが多いです。
高反発マットレスの方がメリットが多いので、畳の上では高反発マットレスがおすすめになります。
3. 通気性が良く干しやすいマットレス
畳の上で直置きして使う場合に気になるのはマットレスの通気性ですよね。
通気性が良くないとカビやダニが発生してしまいやすくなるので、マットレス自体の通気性が良いものの方がおすすめといえます。
また、畳とマットレスをそのままにしておくのではなく干して風を通す人も多いでしょう。
その際にマットレスが重ければ干す、あるいは移動させておくのが億劫になってしまい、それもまたカビやダニを発生させてしまう要因になってしまいます。
そのため、通気性が良く干しやすいために軽量のマットレスを選ぶということも覚えておきましょう。
枕男子
和室・畳で利用する高反発マットレス比較!
和室・畳で利用する高反発マットレスの選び方がわかってもらえたかと思います。
ただ、早速高反発マットレスを選ぼうと店舗に足を運んでみると、実にいろいろな種類のマットレスがあることがわかるでしょう。
その中から選ぶのは至難の業なので、今回は品質が高く人気のマットレスに絞って比較をしていきたいと思います。
今回は12種類の高反発マットレスに絞ったので、和室・畳で使いやすいかどうかみていきましょう。
耐久性(厚み) | 体圧分散 | 通気性(重さ) | |
マニフレックス モデル246 | (16cm) |
(12kg) |
|
マニフレックス フラッグFX | (22cm) |
(20kg) |
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マニフレックス エア・メッシュ | (16cm) |
(12kg) |
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マニフレックス モデル ローマ | (15cm) |
(15kg) |
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マニフレックス マニ・スポーツ | (16cm) |
(12kg) |
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マニフレックス イタリアン フトンⅡ | (7cm) |
(6kg) |
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モットン | (10cm) |
(7.5kg) |
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ニトリ 高反発マットレス(ラティス) | (18cm) |
(26.5kg) |
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西川 エアー01 | (14cm) |
(8.1kg) |
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西川 エアー03 | (14cm) |
(9.1kg) |
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アイリスオーヤマ 高反発マットレス厚さ8cm | (8cm) |
(7.3kg) |
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アイリスオーヤマ 高反発マットレス厚さ4cm | (4cm) |
(3.3kg) |
今回の評価は少し特殊になってしまいましたが、耐久性と厚みが十分にあるものには二重丸、通気性と重さが十分にあるものには二重丸の総合評価でつけているので、どちらか一方が十分である場合は丸や三角がついていると考えてください。
高品質で人気のマットレスばかりなので、ほとんどが和室・畳で利用することができるものとなっています。
女性の方だとマットレスを干す際に重いとなかなか移動させるのが億劫になりがちなので、軽くて丈夫な品質の良いマットレスだと嬉しいですね。
枕男子
和室・畳で利用する高反発マットレスおすすめランキング!
先ほど紹介した高反発マットレスはどれも品質が高くおすすめですが、種類が多いのでさらに絞ってランキングにしていきましょう。
どれが良いのかわからないという人や、てっとり早くおすすめの高反発マットレスを知りたいということであれば、こちらを参考にしてみてください。
モットン
- 耐久性が良い
- 厚み10cmの丁度良さ
- 腰・肩に負担がかからない
- 通気性が良くダニやカビが発生しにくい
- 重さ7.5kgで運びやすい
また、最大の特徴として90日間の返品・返金保証があるので実際にモットンを体感してから使い続けるかを決めやすい点があげられます。
マニフレックス エアメッシュ
- 安心の12年保証で耐久性にも信頼
- 厚さ16cmで畳の上でもしっかりと身体を包み込む
- 体圧分散に優れ負担がかからない
- エアサーキュレーションメッシュを採用
- シングルサイズ重さ12kg
また、通気性を向上させるために「エアサーキュレーションメッシュ」を採用しているため、汗をかきやすいこどもにもおすすめできます。
マニフレックス モデル246
- 安心の12年保証で耐久性も信頼
- エリオセル100%使用で厚さ16cmのボリューム
- 身体全体に負担のかからないマットレス
- 重さ12kgと持ち運び便利
- ロングセラー商品
日本人が好む硬めのタイプながら張りと弾力性に優れたジャカード生地を採用しているので、良質な睡眠をしたいのであればこのモデル246を選ぶと良いでしょう。
和室・畳で利用するなら高反発マットレスと低反発どっちがよい!
マットレスというのは高反発のもの以外にも低反発のマットレスが思い浮かぶかと思います。
和室や畳がある部屋で利用する場合、高反発マットレスと低反発マットレスのどちらが良いのでしょうか。
まずは高反発マットレスと低反発マットレスの特徴をそれぞれ簡単にまとめてみます。
高反発マットレスの特徴
- 低反発よりも硬さがある
- 寝返りがしやすい
- 通気性が良い
- 軽いものが多い
低反発マットレスの特徴
- 柔らかく身体が包み込まれるように沈む
- 体圧分散に優れているため身体に負担がかからない
- 高反発マットレスよりも重いものがほとんど
低反発より高反発の方がおすすめ
このようにそれぞれの特徴が異なっているため、どっちが自分に合っているかは自分の体質に合わせて変える必要があります。
しかし、畳の上で使うことを考えた場合には低反発マットレスは向いていません。
理由としては、低反発マットレスは通気性が悪いため湿気がこもりやすく、その湿気を畳が吸収してしまいカビを発生させやすくしてしまうからです。
また、低反発マットレスは高反発マットレスに比べると重いものが大半なので、畳が痛みやすくなってしまう要因にもなってしまいます。
このことから和室・畳の上で利用するのは高反発マットレスの方がおすすめということがわかるでしょう。
和室・畳で高反発マットレスを直置きする場合の注意点は?
和室や畳の上に直置きで高反発マットレスを使用する場合には少し注意をしなければいけないことが何点かあります。
その注意点を守ることによって、より快適な睡眠を送ることができますので覚えておきましょう。
- マットレスを敷きっぱなしにしない
- 湿気対策をおこなう
- 部屋の除湿対策も忘れない
直置きする際に注意してほしいのは何よりも湿気がこもらないようにすることです。
畳の上でマットレスを敷きっぱなしにしているという人は、マットレスと畳の間で湿気が高くなってしまうため、壁に立てかけておくなど同じ場所に置かないようにしましょう。
また、マットレスの下に除湿シートを置く、壁に立てかけているマットレスに扇風機の風や窓を空けて外の風を当てておくといった湿気対策も忘れずにおこなってください。
それ以外にも部屋の湿度が高いとそれだけマットレスや畳にカビが生えてしまう可能性が高くなりますので除湿剤を置く、クーラーをドライモードにする、除湿機を置くなど部屋の除湿対策も忘れないようにしましょう。
和室・畳で高反発マットレスをすのこを利用する場合の注意点は?
畳の上で高反発マットレスを敷く場合の湿気対策としてすのこを利用することをおすすめされた人もいるかもしれません。
すのこを利用する場合は畳が傷つかないように注意をしたすのこ選びをしなければなりません。
- 脚がついたすのこは選ばない
- 安価なものは避ける
ベッド式の方が通気性が良いと考えて脚がついたすのこを選ぶ人もいますが、それは脚に負荷がかかりすぎてしまい畳に傷がつく、あるいは跡がついてしまうためおすすめできません。
特に賃貸住宅の場合、畳の張替え代金を請求されてしまうこともあるためマット式のすのこを選ぶようにしましょう。
また、マット式のすのこの場合は安価なものも販売されておりますが、安いものほどすぐに壊れてしまいがちです。
せっかく使うのであれば長期的に使えるものが良いので、なるべく安価なすのこを選ぶのではなくしっかりとした素材で作られたすのこを選ぶようにしてください。